About me

わたし、高見 浩美について

高見 浩美について

祖父や父が収集した美術品に囲まれて育ち、子供心に美意識や感性のもとになる何かが芽生えたような気がします。

また母の影響で、美しい陶器や磁器が身近に感じる幼少時代を過ごしました。

レースドールとの出会いは、中学生の頃で、母が作ったレースドール。

磁器レースのドレスは、まるでふわふわのパフ菓子のようで「なんて美しくてかわいいんだろう」と感動したことを、今も鮮明に覚えています。

どんなに忙しくても、美意識が高く、仕事もプライベートもパワフルに美しくこなす母に憧れ、現在に至っています。

一人の女性としての生き方

私が、影響を受けた女性がもう一人。

故Ellen Glomb先生です。

日本に、一般家庭でも楽しめるアメリカ式レースドールを伝えた第1人者で、私の母の先生です。

私も10回以上の留学で、Ellen先生から直接ご指導いただきました。

彼女は生涯レースドール作家として活躍され、いつお会いしても若々しくて、エレガントで美しく、温厚で、本当に素敵な女性でした。

彼女からはレースドールのセンスや技術だけでなく、「一人の女性としての生き方」も多く学ばせていただきました。

私の運命を変えた大きな出会いだったと感じています。

(私の活動履歴(プロフィール)は、画像をタップ(クリック)するとご覧いただけます)

心に響くエスプリ

そんな2人の偉大なる師匠に恵まれた私は、師匠たちから受け継いだエスプリを大切に毎日を過ごしています。

二人から受け継いだエスプリとは、

「好きなことは、継続し、深く長く楽しむこと」

人生に1本の軸ができ、日常に「新しい発見」と「驚き」と「感動」をもたらす。

それは、どんな高価な美容液より、どんな高価なブランド品より、自分を美しく輝かせてくれる糧になると。

長く続けても飽きることがなく、むしろ続ければ続けるほど心に潤いを与えてくれることに気づくはずだと。

尊敬して止まない、内外面共に両立した二人が発する言葉は、いつまでも心に響く私の宝物です。

Joy of life(人生における喜び)

Joy of life(人生における喜び)
生涯自分の軸となるものに、若くして出会えたことは、とても恵まれていると感じています。

でも、小学校時代は肥満児だった容姿についていじめられ、中高時代も環境に染めず、不登校になったこともあります。

辛い、苦しい、悲しいことは、あえて望むものではなけれど、どうしても起こります。自分ではどうすることもできず、もがくこともある。けれど、それがあるから、楽しい、幸せ、嬉しいなどの感情を、より感じることができるものだと思います。

喜びや楽しみは、望めば自分でつくりだすことができます。積み重ねることで自分を大切にし、心を育て、強くなることができる。感謝の気持ちが強まる。

だから、私は「Joy of life」をテーマに、日常から生まれる大切にしたい喜びや感動に感謝し、心に浮かべ、そのワンシーンや、ストーリ―性を表現できるよう作品作りを続けています。

自分らしさが作風となり、
生き方が作品になる

「自分らしさが作風になる」
ひとことでお稽古と言っても、先生のお見本を見てそのとおりに、またはできるだけそっくりに作ることを目標とするものもありますが、それだけでは作っている時は無心で楽しくても、完成後は先生や周りの方の作品と比べてしまい、自分の作ったものに対して優劣をつけてしまい、その結果せっかく作ったものもその時間も大切にできなくなることがあると思います。

磁器は、一般的に時間と手間をかけてたくさんの工程を経て、高温焼成して完成するので、絵を模写するように、だれかの何かと同じに作ることは難しいものです。

わたしは、技法や技巧を真似る必要はあっても、そっくり作ることを目標にする必要はないと考えます。

作品にはそれぞれ個性があって、「みんな違って、みんないい」ものだと感じているからです。

その時の「思い」や「こだわり」を心に浮かべ、自分ならではの唯一無二の作品に向き合いながら作っていくと、「違い」は「個性」に、やがて「作風」になると感じています。

自分らしさが「作風」になる。

自分から生まれてくる作品に向き合いながら、作っていくことに喜びを覚えます。

「そして、生き方が作品になる」
ポーセレンレースドールとポーセクラフトの道を歩んで30年以上が経過し、私の大切な思いが込められた作品を飾って、自宅インテリアを楽しんでいます。

作品たちは、まるで自分が歩んできた人生のアルバムのようでもあります。

出産してからは、子供が私のミューズ。
初めての子育ては、「大変」の連続だったけれど、たくさんの喜びやエネルギーを与えてもらい、大切にしたい瞬間をたくさん経験させてもらいました。

そんな日常の些細なことから感じるちょっとした幸せや喜びを作品に込めて作ると、そんな思いから生じる「心のひだ」の一つ一つを大切に育んできたような感覚がしています。

作品をあらためて見ていると、つくづく「生き方が作品になる」ということを実感しています。

長く継続することで得られるものは本当に大きいと感じます。

こんな風に自分に積み重ねてゆける趣味があることを、そしてそんな趣味を持つことの醍醐味を、これからも一人でも多くの方にお伝えしていきたいと思っております。